アレンの自己防衛力強化の手引き【2022年度】

衰退していく日本で個人が出来ることを模索するブログ

ビットコインを私が買わない2つの理由はこれだ!

テスラ社がビットコインを大量に最近購入したが、それによりビットコインは上昇した

 

テスラ社はビットコイン(以下BTC)を今後自社の車を購入する際にも利用できる構想を発表している。

 

そして極めつけは米大手のカード会社VISAもBTC決済を採用するとの話題も持ち上がった。

 

時代はBTCを受け入れる流れに向かっているが・・当方はそれでもBTCは買わないのだ。

 

その理由は 大きく2つある。

 

ボラティリティが高すぎる

もしBTCを何か買う時の決済に使うとすれば その時のBTCの値段での決済になると思う。そうすると今日は10万円の物を買えたのに 翌日BTCの値動きが激しく5万円になってしまう可能性があるのである。

そう考えるとこういった価格変動を繰り返す通貨を全世界が政府を通して取り入れて国民に利用さすだろうか?

まずその利便性を考えると想像がつくはずである。

 

もう一つの理由は、

②BTCの利益は累進課税である

 

株式等は利益に対して20.315%の税金が課税されます(申告分離課税)。20%と考えた場合10万の利益(配当も含む)が出た場合、2万円が取られてしまう。

 

これに対しBtc等の仮想通貨で利益を得た場合、その利益は所得税法上、雑所得に区分されている為、ご自身が仮にサラリーマンであった場合、年間の給料所得にBTCの利益をプラス計上された上で課税されてしまうのである。

 

又その場合、所得全体が上がったのだから翌年の健康保険等が一気に高額になったりして税法上全くお得ではない!

こういった大きな2つの問題の為、当方は手を出さないと決めている。

 

まあ、①の理由を予想しており、これが世界的に多く利用される通貨になる可能性が現段階では少ないとおもっているのである。

 

中国も独自の通貨(デジタル元)等を進めており、今後各国が提唱する仮想通貨ラッシュになったとすれど仕組みを統一するまでには相当な時間を要するのではないか?と思っている。

 

テスラ社のイーロン・マスク氏がBTCを購入するのは事業的にもアドバンテージがあっての事なので 一般庶民の私達とは立場が違う。

現在のところ当方の判断ではBTCはリスクが大きく割に合わないと思っている。

 

 

 そして何より、BTCは大口保有者がいるので値段をコントロールできてしまう。その比率は株式市場のレベルとは比べられないくらいひどいものである。結果、利用され庶民の小さな投資額を養分にされてしまう。これが一番馬鹿らしい。

 

 そんなことはブログのタイトル上手引きとしてはお勧めできない。皆さまには安全を第一に優先しようと思っている。

ビットコイン暴落、投資家は「全てを失う覚悟を」(英規制当局発表)

 

当方としては、皆にもしすすめるとすれば、現在のところ、利益に税金がかからないNISAや積み立てNISAやIDECOでのインデックス投資(積み立て)をお勧めしている。

 

本日の自己防衛力強化の手引きでした。