アレンの自己防衛力強化の手引き【2022年度】

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アドレスV125G K9 点火不良探究の旅① イグニッションコイル検査

アドレスV125G 点火不良

アドレスV125G 点火不良 イグニッションコイル検査


愛車のアドレスV125G K9が遂に 不動となった。

不動の症状はプラグに火花が飛んでないのが原因です。

セルはしっかり回っているのだが点火しない症状。

 

バイク屋に持っていったところ もう買い替えた方が良いとの事で引き取ってきました。

現在50060キロ 丁度5万キロを超えた所でトラブル発生

 

バイク屋さんも20分くらい調べて修理にはコストがかかるとの判断

 

アドレスの点火不良はたまにあるそうだがバッテリー充電不良とかだと楽なのだがその他の原因を調べるのにカウル関係をばらしていくとか面倒なことが多い。レギュレーターアウトの場合はまだ簡単にフロントのみばらしてテスターで抵抗値を調べたりして簡単に故障なら交換すれば良い事です。

 

レクチファイアの場合は電圧関係の不良が多いが今回は点火系不良なのでレギュレータではないと推測される

 

点火不良の場合は バッテリーを除いては

① プラグの不良

② イグニッションコイルの老朽化や不良や故障

③ サイドスタンドセンサースイッチの故障

④ CDI、イグナイターの故障 (k9はトランジスター点火(TCI点火方式))

⑤ 断線

⑥ ピックアップコイル(ジェネレータ)、クランク角センサーの故障

等が一般に考えられる

 

ただキャブ方式ではなくFIシステムになってから電装系の故障個所を探していくのは非常に素人では手間のかかる作業である タイトルのごとく「点火不良探究の旅」です。

 

何分バイク屋でもなく一般の素人がやるので時間が相当かかることを覚悟しなくてはならないです。

 

バッテリ周辺の断線やセルスイッチ等はテスターで検査、問題が無しでした。

今回は、①のイグニッションコイルとプラグの同時検査をしました。

プラグは新品を用意

イグニッションコイルは中古を調達

 

イグニッションコイルの不良を調べるには エンジンフレームからイグニッションコイルを抜き取り 新しいプラグを抜き取ったコイルにさして アース部(マイナスが通ってる部分ではどこでもok!エンジンフレームで良いでしょう)にプラグを数ミリ離して火花が飛ぶかテストします。 やり方は セルが回る場合はセルを回して、キックの場合はキックでクランキングをして火花の確認をします。

 

ただ今回は点火不良なので イグニッションコイルが不良なのか、CDI、ステータスコイル、断線が考えられます。

イグニッションコイルをテスターで調べたのですが アドレスの抵抗値は下記マニュアルの様になってます。

8-23【電装】イグニッションコイルの抵抗の点検1 | アドレスV125まとめ

 

1次抵抗値は0.9Ωで以上無しですが2次抵抗がマニュアル数値と若干違いがありました。しかし2本とも全く同じ抵抗値ですので問題が無い様に思い、今回イグニッションコイル単体が故障してないかを調べる 単体テストを行いました。

 

 

アドレスV125G 点火不良

アドレスV125G 点火不良 イグニッションコイル検査

アドレスV125G 点火不良 配線極性

アドレスV125G イグニッションコイル検査 コイル配線極性

アドレスV125G 点火不良 プラグアース

アドレスV125G イグニッションコイル検査 プラグアース止め

アドレスV125G 点火不良 プラグ点火

アドレスV125G イグニッションコイル検査 マイナス端子にに接触でスパークします。

K9のイグニッションコイルは ボルト止めの所がボディーにマイナスアースされており、イグニッションコード側の端子がプラスに接続 右側の端子がマイナスに接続ですね。 

 

 

この即席のスパークシステムで火花を飛ばす確認ができました。

ということはイグニッションコイルは2本とも正常ということになります。

 

(素人がやってるので高圧電流がプラグに流れるので危険です。電気知識が無い方はマネしない様にお願いします。コネクトする際はプラス端子を先にバッテリーに止める必要があります。プラスが不注意でマイナスに接触しますとショートして危険です)

 

 

 この地点で次はピックアップコイルの点検ですが、電気はやっぱり素人では困難です。何故かというと回路がわかってないからなんですよね。例えばタイミングベルトやウエイトローラー等の駆動系は目に見えるので素人でも交換しやすい思います。

 

でも、でもやってみたいじゃないですか~ということで次回はピックアップコイルの不良個所探究の旅編をアップします。

 

ピックアップコイルは気合がいりますよね。なんでかいうと アドレスV125Gの場合、エンジンオイルを抜いて、エンジンを本体から落とさないとピックアップコイルを開けれない作りなのです。本当にメンテナンスに労力をかける作りとなっており工賃を上げる為に意図的に作られてるのかっておもっちゃいます。

 

ネットで点火不良の記事は沢山ありますが 具体的に一連の流れの写真をアップしてる記事は本当に少ないと思ったので今回UPしました。

 

 

ちなみに 今回のアドレスV125Gは(K9&UZ125GK9&CF4EA)という3つの番号も覚えといてください。この番号を覚えていたら オークションや部品購入で間違わなくてすみますので!

 

配線図とECMの配列(コントロールユニット)をこちらに貼っときますね 困ったらお使いください

配線図1 アドレスV125まとめ

 

FI コントロールユニットECM 端子配列 アドレスV125まとめ

 

 

中古のイグニッションコイルヤフオク楽天で販売されてますが 

中古の場合故障してるのも多いです。そうなると時間が損してしまいます。

点火系は新品で長く利用した方が後々お得ですね。

 


 

 

エアフィルターでエンジンがかからない場合はエアフィルターを交換 


 

 

点火プラグ交換


 

 

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